2025.06.21
高校1年生のKちゃんが、今日のピティナピアノコンペE級で予選を通過しました。
A2級(未就園児)から高1まで全ての級に参加し、来年F級を受けてコンプリート賞(全級参加)を目指しています。
そんなKちゃんに今年は悲しい出来事がありました。
Kちゃんの叔母様がご病気のため先月49歳という若さで天国に旅立たれました。
叔母様は栃木県でピアノの先生をされていて、ピティナコンペにも生徒さんを毎年出場させていらっしゃいました。
私自身も東京で開催される課題曲講習会で叔母様とお目にかかるのを毎年楽しみにしていました。残念ながらコロナ禍以降はお会いできないままでいました。
Kちゃんは、今年第一志望の高校に合格。あっと言う間に譜読みを終わらせてきたため理由を尋ねると、春休みに栃木に滞在中、叔母様にピアノのご指導いただいたとの事でした。
予選会場も叔母様に聴いてもらいたいとの想いから栃木で申し込んでいました。
私もKちゃんのお母様も「Kちゃんが悲しみで弾けないなら、今年は辞退してもいい」と思っていましたが、Kちゃんは前向きでした。
今日は叔母様の沢山のドレスの中から選んだ1枚を着て演奏して、見事予選通過しました。
今日もらった賞状と盾は、四十九日まで位牌の前にお供えするそうです。
叔母様もきっと天国から喜んで見守っている事でしょうね。