2013.04.21
「せんせい、あのね、わたしね、ピアノがじょうずになりたくて、しかたがないの。」
なんて可愛くて嬉しい言葉でしょうか!
この言葉は、小学一年生になったばかりのMちゃんが先日の発表会が終わってから一回目のレッスンで言った言葉です。
Mちゃんははじめての発表会でした。
きっと、発表会がどんなものかあまり分かっておらず、ドキドキの中の演奏だったと思います。
本番までのレッスンでは、間違えたり注意されたりを繰り返しながら、どんどん上手になっていきました。お家の方のご協力もありMちゃん自身も毎日毎日本当に良く練習していました。
その結果、本番では大成功!
本番ではほんの何分かの演奏ですが、毎日毎日の努力を積み重ねた結果の満足感や達成感を感じられたのだと思います。
「頑張ったから上手に弾けた!」という思い、またお家の方々にとても褒めて頂いたようでその嬉しさ、
それから、大きな生徒さんの演奏を聞いて凄いなあと思ったなど、色々な思いからもっとピアノを頑張りたい!上手になりたい!と思い、私に話してくれたようです。
発表会のための練習のお陰で確実にレベルアップしましたし、そんな気持ちを抱いてくれたら、こんな嬉しいことはありません。
何と言ってもMちゃんは気持ちが素直。わたしの伝えるレッスン中の注意も素直に受け入れてくれます。
そんな言われたことをちゃんと受け入れられる素直な気持ちが上達に繋がるのだと思います。
上手になりたくて仕方がないMちゃんの素敵な言葉でした。