2014.06.29
児童精神科医の佐々木正美先生が、40年以上にわたる臨床と、現場との勉強会で感じていること、発達障害の理解について、など現在を生きる子どもが幸せにいきていくには何が大切かを思いをこめて書いてありました。
人間は他者と喜びや悲しみを分かち合い、響き合う心を持ち合いながら生きることが、結局は、みんなの幸福を願うことにつながると確信して、本をまとめたと書かれていました。
また、発達障害、特に自閉症のことを詳しく取り上げてありましたが、自閉症の人自身が語ったことから、まだまだよくわかっていないことが多く、♫くんへのレッスンの声掛けでも、伝わりやすいように再チエックが必要だと思いました。
以前、まだ勉強が足りずに、うまく受け入れられなかったアスペルガーの、レッスン希望があった♬さん。鍵盤にシールをはっておきたいと言われて、戸惑ってしまいました。不安を受け入れて、否定でなく、提案することを知っていれば、と今でも申し訳なく思っています。