2014.04.18
「脳に悪い7つの習慣」(林成行 著)を読み終わりました。
まだ、ざっと読んだだけですが、一般常識と、脳の性格は一致しないことがある、というのに驚きました。
脳に悪い習慣に「言われたことをコツコツやる」が入っていました。
脳神経外科の林先生によると、「コツコツ」には「失敗しないように慎重に進めよう」という「自己保存」のくせが隠れているそうです。
「失敗しないように」という考え方は、「失敗するかもしれない、失敗したらどうしよう」という考えと表裏一体のものだ、と書かれています。
大きな課題をやり遂げようとする場面では、「どう達成するか」と達成の仕方を具体的に追及し、最後の詰めに執着することで、脳はもてる才能を最大限に発揮できるようになるそうです。
最初に「100%以上、130%を目指す」という心持でスタートすると、集中力が増し、脳の達成率をアップすることができるそうです。
オリンピックの選手をみていても、本番で力を出し切ることがいかに大変かが伝わってきます。メンタルが大事とわかっていても、自分自身を思い通りにすることはなかなか難儀なことですね。
脳に悪い習慣①「興味がない」と物事を避けることが多い②「嫌だ」「疲れた」とグチを言う③言われたことをコツコツやる④常に効率を考えている⑤やりたくないのに、我慢して勉強する⑥スポーツや絵などの趣味がない⑦めったに人をほめない
大事なことがたくさん書かれている本ですので、再度読みなおそうと思います。