2014.02.24
明日の生徒さんのおかあさまから、欠席の連絡が入りました。
教室では2人目のインフルエンザさん。寒い季節は、どうしても流行ってきますね。♫くん、ゆっくり休んで、早く良くなるといいですね。振り替えレッスンは、元気になってまたやりましょう。
五木寛之さんの「自力と他力」を読み終わりました。
仏教の思想をもとにした五木さんの東洋的な思索に、共感を覚えました。
心に残った箇所を紹介します。
《自力と見えるその努力も、本当は他力の働きなのではあるまいか・・・・無風にめげず、いつでも風に応ずる緊張感を維持し、そして「いつか風は吹く」というくじけぬ信念を持続させる。それこそが、まさに他力の働きだと思うようになったのです。》
頑張ろうとする気持ちが持てること自体に、すでに不思議な力のはからいがある、というのは、面白い考えだと思いました。
年齢を重ねるにつれ、自分が今あるのは、自分の力だけではない、と思うようになってきました。
元気で、今日を過ごせたことはありがたいこと。
五木さんは、精一杯の力を出した後に、他力の力を追い風として、自分でも考え付かなかったことをおこすことができる、と言われています。
うなずきながら読める本でした。