2014.01.06
体調が悪くて、レッスン変更の連絡があった♪ちゃん、お大事にね。
読み終わった本の感想を今日も書いてみます。
①40歳からの記憶術 想起力で差をつける(和田秀樹 著)・・・若いころに比べ、なかなか固有名詞が出てこなかったり、暗譜に自信が持てなくなってきたこの頃。なにかいい方法はないかな、と思って読みました。年齢のせいとあきらめることなく、入力した情報の出力を考え、復習、反復練習して、リハーサルを重ねることが大事なようです。ブログを書くことも情報のいい出力になるとあったので、できるだけ更新をしていこうと思っています(*^_^*)
興味深かったのは、発達心理学の分野で、丸暗記力は、9歳を超えていない子どものほうがはるかに高く、サヴァン症候群と似たところがあるという箇所でした。2年生で九九を覚えることは、理にかなっているんですね。
だいたい9歳(人によっては10歳)を過ぎてから、抽象的な思考ができるようになるといわれているそうです。ピアノのレッスンでも役立つ情報でした。
②江戸しぐさ 今日から身につく粋なマナー(和城伊勢 著)・・・何かと最近耳にする江戸のマナー、江戸しぐさ。日本人、特に江戸の人は、思いやりを大事に、丁寧にまわりの人とかかわってきた民族なんですね。印象に残ったことばを御紹介します。
☆刺し言葉/会話をぶった切る「でっ?」「だから?」「はーっ?」など。また、「あなたがいけない」と、反論の余地も残さないような断定的な言い方もそう。相手を尊重する江戸しぐさでは厳禁だそうです。言葉には気をつけないと・・・・いけませんね。
☆うかつあやまり/人ごみの中で足を踏まれたら、「うっかりしておりました」と踏まれた人も謝るそうです。相手への気づかいにあふれた江戸しぐさの代表だそうです。心のゆとりが必要ですね。これがあると、世の事件は大部分がなくなるんではないでしょうか。
☆お心肥(おこころこやし)/「心」に肥料をあたえ、豊かにすること。江戸時代、心を太らせるためには、バランスよくさまざまなものを体験し、身につけていかなければならないと考えていたそうです。単に知識をつめこんだだけではダメで、きちんとそれが実行できる、考えられる頭をもっている、文化、芸術を解す。つまり、高い教養を身につけること。
だから、江戸の文化は世界からあこがれを持たれる独特なものになっていったんですね。
いくつになっても、知らないことがこの世界にはたくさん。本を通じて知ることもたくさんあります。活字中毒の私は、今年も本を楽しみます(^v^)