2013.11.18
2012年浜松国際ピアノコンクール第1位の、イリヤ・ラシュコフスキーのコンサートに行ってきました。
若いエネルギーにあふれた、すばらしい演奏でした。
前半は、ラフマニノフの「音の絵」から。後半はムソルグスキーの「展覧会の絵」でした。
素敵な男性ピアニストで、ためいきが出そうな超絶技巧を駆使しながら、端正に音楽が作られていました。
女性のファンがむらがったリストって、こんな感じだったのかも?なんて想像してしまいました(^v^)
氷上で4回転ジャンプをするフィギアスケートの神業までも連想してしまいました。
疲れも感じさせずに、ピアノの端から端まで軽やかに滑りまくる指、深く響き渡る和音・・・。
アンコールで、「ラ・カンパネラ」を軽やかに演奏してくれましたが、組曲を弾いた後に、よくこんな難曲を・・・。そのうえ、あと1曲(これは曲目わからず、なんだろう?)弾いてくれたのです。
これから、目にすることが多くなるピアニストかもしれません。