2013.09.15
西日本新聞の「デスク日記」というコラムで印象に残った記事がありましたのでご紹介します。
子育ての場面では「個性を伸ばそう」が決まり文句。では、個性とは何か。奇抜なことをやるのが個性的なのか。・・・・・絵本作家のやまだうたこさんによると、「個性を出 せ」と育てられ、人と違ったことをするとほめられたが、子ども心に納得できなかったという。「何でも自由に、もいいけれ ど、決められたことを一生懸命こなすことだって個性。結果は何 一つ同じにはなり得ないのだから」と話してくれた。人と異なる、が目的ならば本末転倒だろう。自分なりに一生懸命やることで「個性」は生まれる、と考えると子どもたちももっと気楽に、自由に自己表現できるのではないか。
同じ楽譜でも、演奏者によって違うから音楽家は存在しているんですよね。
音楽も、音を聴くこと、音符を読むこと、イメージした音を出そうとすること、・・・まず基本を身につけていくことが大事なんだと思います。