2013.08.13
3月に亡くなった実家の父の初盆で家族で大宰府の実家に帰ってきました。
肺がんがみつかり、放射線治療後自宅療養中でしたが、体調が悪くなってホスピスに入り、11日めに急変して逝ってしまいました。
昭和の仕事人間で酒癖が悪い父に対し、思春期の頃はいやに思うこともありました。
でも、今となってはせっかちで人間くさくて、自分に正直な愛すべき人で、父なりに私たちを愛してくれていたことがわかります。
亡くなると、実家に行っても会えない。元気なころは、会っても、他愛ない話しかしなかったのですが、もうこれからは会えないと思うと、面影を思い出して今でも涙腺がゆるみます。
親を送るのが順序とはいえ、離別はさみしいものですね。
いつかまたきっと会うことができると思っています。
今を切に生きる、瀬戸内寂聴さんの言葉が身にしみます。