2012.12.17
先日放送されたNHKの「地球1番」で、フィンランド教育を取り上げていました。
なぜ、北欧のこの国が、世界1の学力をもつにいたったのか・・・とても興味がありました。
今からさかのぼって経済危機に陥っていた20年前、当時の20代の大臣が、教育が、国を建て直す最大の投資になる、と訴えて、大幅な教育改革を行ったそうです。
全国画一的な教育システムから、大まかな学習目標だけ決めて、教え方は、かく教師の裁量にまかせるというものでした。教え方に正解はないというのです。
最初は、教師からもとまどいの声が上がっていたといいます。
でも、20年後の現在の結果をみていくと、自発的な力が、結局力になることが証明されたことになりますよね!
心に残ったのは、学校でも、家庭でも、「なぜ?」という問いかけをして子供に考えさせること。
考えていくことが重要で、間違えたっていいんだ。ということ。
自分の言葉で、自分の頭で考えることが出来る子供たちが育ち、フィンランドは、経済成長も成果を上げてきているようです。教育に力を入れた、先見の明がある、当時の大臣は、すごいなぁと思います。日本の政治家も、新しい発想で、国をひっぱていってほしいものです。
自分の裁量でレッスンができる、ピアノの先生は、幸せだなぁと実感します。でも、子供たちが大部分の生活を過ごす学校が、子供たちにとってよりよくなっていくようにと思います。
蛇足ですが、北欧の小学校や、街並み、家の中が撮影されていましたが、とても素敵!色遣いが美しく、デザインが大事にされている、文化度が高いことを感じます。また、北欧の子供は、美形!
「かもめ食堂」の国、シベリウスの国、いつか訪れてみたい国です(^-^)