2021.04.06
最近レコードやハイレゾなど、オーディオの沼に足を踏み入れている夫。
上原ひろみさんのCDを購入して、もはやjazzのくくりではなく、前衛音楽で難しい、と話していました。
彼の聴き方は、歌詞は不要で、音への集中力が真剣です。
私は、歌詞もメロディーもハーモニーも聴いていますが、彼のように音の定位や細かい質にまでは気を入れていません。音楽の楽しみ方も色々ですね。
ただ、ふと思いました。
オーディオでは、アーティストを見つけて音源を手に入れて楽しみますが、ピアノはすぐにメロディーを奏でることができます。今、発表会の曲選びで、生徒さんに合うかな、と思う曲を楽譜を見ながら弾いていますが、これはピアノだから楽しめることなんだなぁ。
メロディー、ハーモニー、リズム、幅広い音域で、初めての音楽を弾きながら味わえるんですから。
ピアノは、自分で奏でることができ、また質の良い音を自分で出すことができる贅沢な楽器だ、と再認識しました。