2021.03.17
在宅医長尾和宏先生原作の「痛くない死に方」を観てきました。
映画は、時間にゆとりがある時、興味がもてるものを選んでいます。
在宅医療の実際は、どんなものか、映画でみてみようという気持ちがありました。
さすが、沢山の患者さんの看取りをしてきた先生原作、死に向かう様子がリアルでした。
夫の両親、実家の父を見送りました。義母は、ホスピスで家族皆で最期を看取ることができました。
映画館は人生経験豊富な年代の方が多いようでした。皆さん、今まで色々な人達のお別れを経験し、また自分のことも考えて観に来られているんだろうと思いました。私と同じように。
死は、皆にいつかやってくるもの。
医療関係の方には今までお世話になってきました。
怒りを覚える対応のケアマネさん、お医者さん、看護師さんがいました。
心励まされるケアマネさん、ヘルパーさん、理学療法士さん、お医者さん、看護師さんがいました。
忙しい医療関係者の皆様のプライベートの両立の課題がありますが、それでも患者さん、そのまわりの家族をどうぞ支えていただきたいと願っています。
軽い気持ちで観に行ったんですが、濃厚な時間を過ごせました。お勧めします。