2020.09.27
ピアニスト森本麻衣さんのユーチューブを登録して勉強させてもらっています。
先日、毛筆の筆さばきとピアノの奏法は共通するものがある、という動画を見て、なるほどと思いました。なるほどと思ったことは、レッスンで取りあげさせてもらっています。
まず、小学校以来の習字箱から大筆を出して、洗ってみました。かわかしてピアノを撫でてみたら・・・なぜか黒い粉が出てきて断念(^_-)-☆
あきらめきれず、文具売り場の習字筆のコーナーを見ていたら、いいものを見つけました!
水を入れて、毛筆の練習をする筆です。一応水筆用の用紙も購入しました。
早速、レッスンで使用。
低い音から高い音に、飛んだ音を弾くときに、意識が薄かった高校生に、「習字って習ったことある?」「はい、前習っていました」
筆を持って、鍵盤上で、離れたところに筆を運ぶようにやってもらった後、すぐに弾いてもらうと、タッチが変わり、音が生きてきました!やったね!手を叩いて喜んでしまいました(^^♪
小学生の習字を習っている生徒さんに、スラーの感覚を確認する時も、筆の運びで体感してもらいました。
最初の重さをかけたものを、全部抜かないで、横に運ぶ、横線の筆の運びでやってもらった後、やってもらうと、これまた成功!やったー!
私自身は、習字を習ったことはないんですが、共通の身体の使い方があるようです。
麻衣先生、いいアイディアをありがとうございました。
習字を習っていてもいなくても、感覚をつかむヒントになると思いますので、レッスン室の筆立てに加えて、使っていきたいと思っています(^^)/