2019.12.01
記憶が薄れないうちに、先日行ったコンサートのことを書こうと思います。
ワレリー・ゲルギエフ指揮「マリインスキー歌劇場管弦楽団」で、五嶋龍を迎えたコンサートでした。
ミーハーですが、世界的に活躍している指揮者と、「題名のない音楽会」で凄腕を披露していたヴァイオリニストのコンサートを見ることができる、ということで、曲目も調べず、チケットを購入して楽しみにしていました。
1曲目の「お茶目なチャストゥーシュカ」は知りませんでしたが、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調、その後のショスコターヴィチの交響曲第5番も、知っている曲で、楽しませてもらいました。
指揮者が中央に位置してから、すぐに音楽は始まります。
1曲目はリズムが躍動する生き生きとした曲。とんでもなく難しいアンサンブルなんだろうけれども、さすがの演奏。オーケストラの力量をさっそうと示してくれる選曲だったんではないでしょうか。
次に聞いたのが、生の五嶋龍さんの演奏。指のよく動くこと!音色の美しいこと!自分の聴かせどころでは、舞台前面に行って演奏をされていて、かっこ良かったです(^^♪
最後が「革命」。重厚で、なんと渋い。様々な楽器にテーマが移っていくところ、様々なテーマが交互に出てくるところ、オーケストラならではの音色の変化が味わえて楽しかったです。
様々な楽器が一緒になって奏でるオーケストラの曲。それぞれの楽器がいい働きをしていながら、曲の最後に向かって進んで行きます。
みんな違ってみんないい。人の世の縮図のよう。いい音楽のように、一人一人が自分の音色を奏で、いいアンサンブルを作って人の世を過ごせたら幸せです。
城南区のピアノ教室「森のおんがく教室」
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