2019.01.27
夫が仕事で出ている日曜日。
「ヴィクトリア女王 最後の秘密」を観てきました。
史実をもとにした映画でしたが、晩年のヴィクトリア女王がインドの若者を重用し、側に置いたことは知りませんでした。
歴史上、権力者が寵愛するものを側に置くことはあったことかもしれませんが、人として、深く結ばれた二人として描かれていました。だからこそ、最期の別れはジワっときました。映画館で、周りからも啜り泣きが聞こえていました。
イギリスは階級社会とは聞いていますが、女王の生活は階級のトップと言っても、逃れなれない立場だわ、辛いわぁ、と王宮生活を垣間見せてもらえる映画でもありました。
女王が、迫害に会うアブドゥルの身を案じ、インドへ帰るように促しましたが、彼は、最期までお側にいると言いました。自分ではなく、相手を思いやったやりとりにグッときました。
地位や身分は関係ない。人と人の結びつきには、相手を思う気持ちが一番大事。
映画が伝えてくれたことでした。
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