2017.12.26
年末、「お正月」の楽譜をプリントして、希望する生徒さんにレパートリーとして渡しています。
よく替え歌になったりして、親しまれている
曲です。
今朝の新聞の読者投稿のコーナーに、この曲の思い出が掲載されていました。
その方は、この曲を耳にして、亡くなったお母さんを思い出して涙ぐまれたそうです。それは、従軍看護師だったお母さんのことでした。
アコーディオンが上手かったお母さんは、中国で、仕事の合間に、兵隊さんに慰問演奏をしていたそうです。
若い兵隊さんたちは、この曲を聴くと号泣していたということです。
楽しかった故郷のお正月を思い出されたんでしょうか。望郷の思いで、この曲が聴かれていたこと、また、この時代にも親しまれていた曲だったと知りました。
季節の楽しい曲と思っていたこの曲を、涙で聴いていた時代があったなんて知りませんでした。
号泣した兵隊さんたちの心情を思うと、せつなくなります。