2017.10.31
ソナチネアルバムのクーラウ、クレメンティを取り上げて、わかりやすく説明して下さいました。
本の中で解説を読むのと、講座を受けるのは頭の入り方が全然違います。印象が強くなりますね。
ソナチネが出た50年程は、この二人以外にも、モーツァルト、ベートーベンときらめく作曲者たちが次々と活躍した時代だということをお聴きして、ソナチネが生き生きしたものに感じられてきました。
また、同主調は、音色変化だけで温度は変わらない、ということは、イメージしておきたいことでした。
1楽章が短調で始まって、2楽章が同主調の長調に進むことはあるが、その逆はありません。悲しみから喜びへと、人生に希望をもちたいことの現れか、と言われていたのが印象に残りました。私も、生徒さんに曲を短調に変えてもらっても、最後は長調に戻してもらっていました。大作曲家も同じでした(^.^)!
今生徒さんが取り組んでいる曲が課題曲でしたので、咀嚼してレッスンに生かしたいと思います。