2016.11.06
私は活字中毒で、図書館で本を選んでいる時は至福のひと時です。
今回読んだ本の中から感想を書いておきます。
「老兵の消燈ラッパ」佐藤愛子 著
佐藤愛子さんは、「血脈」がすごく面白かったです。旦那の莫大な借金を背負い、返すことに追われても、それを小説に書いて作家となった人生。苦労を苦労とせず、面白がっている佐藤さんのエッセイ。女性は、やっぱり強いです。
「向田邦子の陽射し」太田光 著
爆笑問題の太田さんが、大好きな向田邦子さんの小説、エッセイ、テレビ脚本のベスト10を選んでいます。向田邦子さんが残した作品は、
心に響くんですよね。うならせられます。
「続・自閉症の僕が跳びはねる理由」東田直樹 著
以前、テレビの特集で知った彼の本を読みました。以前自閉症の生徒さんが来られていたことで、私も自分なりに自閉症について調べました。これは本人の声なので、繊細な感受性、個性的なものの見方などに感心させられました。自閉症とはいっても、一人一人が違うという、当たり前だけど、大切なことを気づかせてもらったように思います。
「お友だちからお願いします」三浦しをん 著
「舟を編む」の著者という名前は知っていましたが読んだことがなかったので、まずエッセイから読んでみました。自由業の独身女性の気持ち、生活ぶりも知れて、面白かったです。さすが作家さんは、日常のできごとのとらえ方が想像豊かで、ユーモアがあって、クスッとしながら読めました。
また今日は、返却して新しい本を借りてきます(^-^)