2018.06.15
今日は、朝から映画を観てきました。
若い調律師さんの話です。
若い調律師さんが育っていく様子が、描いてある作品です。
音楽や、ピアノに興味がない人には、少々理解できないかもしれません。というか、面白さが伝わってこないかも。
私は、興味深く見ました。
奥の深い世界です。
調律師さんが、どんな音にしたいですか?と、聞くシーンがありますが、以前我が家に来られていた方は、楽器会社からショパンコンクールにも行かれていたり、有名ピアニストからご指名がある大御所に来て頂いていました。
名前を出して知らない人はもぐりだと言われていたそうです。
彼はいつも、どんな風にしあげますか?ときいてくれていました。世界中を渡って来られたので、最近流行りの調律とか、きらびやかにとか、この時間で、仕上げて下さい。と、お願いすると、思い通りにしてくださいました。
残念ながら、もう、引退なさいました。
余談ですが、影ピアニストの中に、娘とコンクールで一緒だった子たちの、なまえを2〜3人見つけました。
桐朋に行っていたり、頑張っている事がわかり、そちらに感動したりしました。
どんな仕事にも突き詰めるほどに、奥の深さに
気が遠くなるのを感じます。