2016.03.02
脳の活性化に抜群の威力を発揮する趣味とは
最近、脳トレのために絵を始めた、という話をチラホラ耳にします。
が、実は脳科学者の間では、絵を描くよりも「ピアノを弾け」と言われています。
なぜなら、ピアノはとても効率よく脳を活性化させることのできる趣味だからです。
ピアノを弾くとき、脳の中でなにが起こっているのでしょうか?
ピアノを弾くということは、瞬間にして
「楽譜を見る」
「理解する」
「弾く」
「聞く」
これらを同時に行っています。
ピアノを弾くと、運動神経をつかさどる部分、感情をつかさどる部分、記憶する部分、感覚の部分、聴覚、視覚など、本当に様々な脳の機能を使っていることがよくわかります。
他の楽器ではなく、なぜピアノが良いのかというと、「音がたくさん出る」からです。
同時にたくさんの音を出すということは、それだけたくさんの運動神経と音を理解する機能を使うのです。
ピアノは脳の活性化にはとても効率がよく、さらに楽しく取り組めるので脳科学者たちがおススメしているのです。
3月は年度末で卒業する生徒もいます。
脳を活性化するためにも、レッスンはやめても趣味としてピアノを弾き続けてほしいと願っています。