2013.12.24
本日はクリスマスイブ☆
ボランティアをさせていただいてる病院今年最後の音楽教室の日でした。
「赤鼻のトナカイ」を歌いながら座ったままで足踏み。
トーンチャイムは「ジングルベル」を演奏しました。
合奏することで皆さん役割感を感じてくださるようで、真剣に私を見つめチャイムを振ってくださいます。
歌は「聖夜」と「諸人こぞりて」を選びました。
患者様の中に牧師さんだったSさんがいらっしゃいます。私は毎回聖書や礼拝の話などに触れるようにしていますが、本日は特別!!
クリスマス礼拝の話を伺い「聖夜」の歌詞の意味などを教えていただきました。いきいきと話してくださいました。
その後全員の皆様にクリスマスから連想する言葉を言っていただいたのですが、S先生が大きな声で「七面鳥!!」と答えたのには大笑い。「聖書」「礼拝」「イエスキリスト」「天使」なんて言葉を想像してたので意外で面白かった。
S先生「子供達にプレゼントをあげたり、ご馳走して喜ぶ顔を見て、嬉しくなりこちらが幸せになっていたけどここにいるとしてあげることがなくてやってもらうばかり」とおっしゃいました。「私はS先生や皆さんが楽しそうに歌ってくださるのを見て、元気と喜びをいただいてますよ。先生は私に幸せをくださってます」と答えました。
恒例の、2学期の通信簿と称するクリスマスカードを一人一人に差し上げて「また来年も宜しくお願いします」と声をかけ最後に「お正月」を歌って今年最後の音楽教室を終わりました。
S先生が「サンタが来ました」と涙ぐんでくださり本当に幸せをいただいてるのは私の方だと実感した日でした。
音楽療法は私教える人、貴方教わる人ではなく共に音楽を楽しむ仲間と思いなさい。と音楽療法の師匠堀田先生から教わったことを今日ほど身にしみて感じたことはありませんでした。
また来年もクライアントさんと共に音楽を楽しみたいと思います。