2019.06.24
昨日、東京藝術大学附属音楽高校のピアノの公開試験を聴きに行ってまいりました。
教室OGで、現在この高校の英語の先生をしているNちゃんからの情報です。
「先生、緊張のあまり終わると泣き出しちゃう子がいるんですよ」と聞いて、どれだけ大変なことなんだろう、公開試験てホールで行うの?舞台上でピアノを弾くの?と是非一度様子を見るだけでも・・・と足を運びました。
昨年、1年生のコンサートを聴きに行って、あまりの素晴らしさに驚嘆!!トピックスに載せようと思っても、何を書いても上滑りになるような気がして載せることができませんでした。今回も同様なのですが、ピアノを指導している身としては掲載しなければならないと覚悟しました。大げさなようですが、それほどに感動的でした。
昨日の試験は、ピアノ専攻の高校3年生の全員でしたが、信じられないほど難しい曲をたくさんの観客の前で見事に弾きこなし、驚嘆しました。
ソナタだったら全楽章、組曲も全曲弾くのですから、一人20分ほどを暗譜で、音楽的に芸術的に聴かせてくれるのです。弾き終わってホッとした顔でお辞儀する制服姿の生徒さんは、高校生らしく初々しく、これが今すっご~い演奏した子なの?と不思議に思えました。
技術、才能、努力・・・そして強靭なメンタル。
私はこれから「今どきの若い子は・・・」なんていう野暮なことは言わないようにしようと心に誓いました。昨日の生徒さん達の未来が輝かしいものでありますように。本当にお疲れ様でした。
心から応援しています。