2017.11.25
昨日、月に2回音楽ボランティアをさせていただいてる特養老人ホームTの文化祭のお手伝いをいたしました。
ここは、地域密着型の小規模多機能型老人ホームと呼ばれている大変家庭的で温かい施設です。
施設長さんが入所者さん、デイサービスの利用者さんのトーンチャイム発表の場を設けたいと提案してくださり実現しました。
施設職員の方々、ご家族の皆さまや福祉関係の方達などお客様の前で入所者さんには「旅愁」、デイサービスの利用者さんには「もみじ」と季節に合わせて秋の歌を演奏していただきました。
いつもより多少緊張なさりながらも、皆さん真剣に演奏してくださり出来栄えは上々!(^^)!
いつものメンバーの皆さんだけではなく、お客様にもこの楽器を楽しんでいただきたいと思っていた私は和音演奏を試みたのですが、ぶっつけ本番で演奏するにはどうしたらよいかと頭を悩ませました。私主催の発表会では会場を暗くしてスクリーンにベル譜(チャイム譜)を映し出して演奏するのですが、ちょっと昨日の状態では無理があり現実的ではありません。
そこで、ド=赤・レ=黄・ミ=緑・・・と色分けして主要三和音になるように3枚の紙を作りました。
私の持っている40本ほどのトーンチャイムにはすべてこのように色のついた紙が貼ってあります。
主要三和音の紙を指示棒でさして、皆様にご自分の持っているチャイムに該当する色が指示された時に振っていただく形にしました。
曲目は「故郷」。皆様元気よく歌いながらチャイムを振って下さり美しい演奏ができました。
その後チューリップや聖夜など、ぶっつけで演奏して楽しい時間を過ごしました。
複雑なお洒落な和音は他にたくさんありますが、簡単な曲なら伴奏がつけられてしまう主要三和音てスゴイッ!!
お客様から「楽しかったです。音楽ボランティアはいつあるんですか?今度是非参加させていただきたい」とのコメントをいただき本当に嬉しかった。
帰りにバザーコーナーで、今度の発表会の打ち上げパーティーでビンゴの景品にしようと可愛いポプリを10個ほど買って帰ってきました。