1283. 題名を考える
2016.02.28
(トピックス1282.に続く)ブルグミュラー25練習曲は「帰途」「再会」のように出版社により題名の日本語訳が違う物も少なくない。みんな大好き25番「貴婦人の乗馬」は「お嬢さまの乗馬」や原題のカタカナ表記「シュバレスク」またシンプルに「乗馬」ともされている。以前 テンション上がってガンガン弾きまくる男の子がいたので 乗馬だけでも良いように思ったが、原題はフランス語で女性を表す「La」が付いているし、曲調からも やはり貴婦人やお嬢さまは必要かな。14番「スティリアの女」「スティリエンヌ」も「La」付きだが「シュタイヤー舞曲」とも訳されていている。これは長くなっても「シュタイヤー舞曲を踊る女」とすべきかも。私は昔 カルメンのような女をイメージしていたが、シュタイヤー地方はアルプスの東側らしく 多分エプロンドレスで楽しく踊るのだろう。題名が与える力は大きく、訳す先生は大仕事の大役だね。