1227. アシュケナージがない
2015.12.27
昔よくアシュケナージ(ピアニスト・指揮者)のショパンを聴いて勉強した。今季フィギュアスケートで羽生結弦さんがショートプログラムで使っているバラード第1番は難しく、録音を小刻みに止めては楽譜に書き込んだりした。壮大な序奏と憂いを帯びたテーマから激しいアルペジオへ。そしてその後の甘いメロディーが最も好きなのだが、その部分がショートプログラムではカットされていて「あっ、アシュケナージがない!」と叫んでしまった。いつしかロマンチックで繊細に演奏する事を、勝手に「アシュケナージ風に」と音楽標語を作っていたようだ。アシュケナージは名字だから「田中さん風に」などと言うのと同じなのに。(笑)