1203. 移りゆく音楽史
2015.11.28
バイエルレベルを終え、次の教本に進んだ女の子が「カワイってオレンジ色好きなん?」と尋ねる。(カワイ出版/ピアノのステージAとメトードAが2冊ともオレンジ色だから)「そんなことないよ、次のBレベルはブルーだし、以前はAが1巻とされていてレッド・Bは2巻でグリーンだったよ」と、古い教本を見せると「レッドが良かったなー」と 無い物ねだり(笑)長年使わせて頂いているカワイの教本、表紙の色は変われど曲は変わらない。しかし先日同レベルの男の子が、本に載っている作曲家の年表を見て「現代のところも死んだ人ばっかりや」と呟く。わぉ、そう言われてみれば、中田喜直さん・佐藤敏直さんはじめ、今や故人。これまで生徒に「現在活躍中の作曲家です」と教えたものなのに。この本の初版の70年代は、ショスタコーヴィッチやハチャトゥリアンにカバレフスキーもご存命だったはずで、音楽史の現代が近代へと移りゆくのを感じさせられた。