1021. 楽譜そっくりさん
2015.05.21
(1020.に続く)ピアノを弾かない人も誰からも愛され続ける名曲「悲愴ソナタ第2楽章」この曲、同じく誰からも愛されるショパンの「別れの曲」と似ている。…と言えば「遅いテンポとロマンチックなメロディーだけじゃないの?」と突っ込まれそうだ。確かに調性も違い、別れの曲はアウフタクト(弱起)である。しかし拍子(2/4拍子)が同じで、似た伴奏の音型(内声の16分音符×8個)を用いており、楽譜を一瞬広げると 「そっくりさん」に見える。ショパンがベートーベンを敬愛していた~との話はあまり聞かないが、悲愴より引用したことが想像される。♭4個→♯4個の調性に変えているのも わざとで、「ちょっと意識して取り入れ、より良い曲を作りました」と(ショパンが)言っている気がする。(この曲を作った時「なんて美しい曲を作ってしまったんだ」と言った話は有名だが…)