1004. 紡ぎ歌の終わりかた
2015.05.02
合同発表会で、よく他教室の子供とカブってしまう人気曲といえば、エルメンライヒの紡ぎ歌。勧めないが「絶対に弾きたい」と言う子供が居て、予想以上の3人カブりだったこともある(でも 私とこの教室の子が1番上手い…先生の欲目)。エルメンライヒは、オペラの作曲もしたそうだが、乙女の祈りの作曲者バダジェフスカに並ぶクラシック音楽界の一発屋(本業は俳優だとか詩人だったとか)。さてこの「紡ぎ歌」で気になる点が1つあって: それは終わりの音量。リタルダンド+クレッシェンドで、だんだんゆっくり大きな音で終わるのだが、リタルダンドだけで弱い音のまま終わる版もあり「一体どっち?」と悩んだことがある。メンデルスゾーンの紡ぎ歌は、リタルダンドなしのクレッシェンド/フォルテでバンバン。カッコいいから、こっちのタイプが好きだけど、念のため子供の意見を聞くようにしている。(たいてい私好みの大音量に落ち着く♪発表会向きだし)