1001. 哲学者達の民謡
2015.04.29
「ゴールデンウィーク」という題の短編SF小説を読んだことがあり、作者は覚えていないが(筒井康隆さんだったかな?)、およそこんな話:「仕事をしてはいけない」という法律があるが、5月の初め1週間だけ特別に仕事することが許された。人々は目を輝かせ嬉し楽しく仕事をし「素晴らしい週間だ」と言いゴールデンウィークと名付けた。・・・「デカンショ節」という兵庫県篠山市の有名な民謡があり、神戸をはじめ関西各地の盆踊りなどでも馴染みの曲。「♪デカンショ デカンショで半年暮らす あとの半年寝て暮らす」と、半年歌って踊り 半年寝るそうで、こちらは1週間すら働かないようだ(笑)「デカンショ」の意味は「出稼ぎしょう」や「ドッコイショ」とも言われているが、1番の有力説が「デカルト、カント、ショーペンハウエル」だというから、驚き桃の木。10番くらいまであり「♪酒は飲め飲め茶釜で沸かせ」や「♪猪が飛び込む牡丹鍋」など、のう天気な歌詞ばかりで「我思うゆえに我あり」とかの思想は どこにも見当たらない。…わたくし、このGWは何も考えずデカンショ的に過ごす予定。(ちなみに)