1000. 千の教え
2015.04.28
「千本桜」を練習中の女の子。6年生だがピアノ歴が浅いため 指が思うように動かず、華やかに「ソーラーミレミレ」と弾く部分を、残念ながら「ソーラーレー」と簡単にした初級楽譜で弾いていた。ところが昨日「授業中、指を動かす練習 ずっとしててん」と言い、見事 中級楽譜で弾けるようになっていた。先日 低学年の子供からも同じようなことを聞いたが(トピックス995.にて)、レッスン生達は私と違い何と努力家の多いことだろう。不可能に思えることを、努力して乗り越えると「生きる力」をつける。ジブリの「千と千尋の神隠し」も、そう伝えていたように思う: なに不自由なく過ごして来たであろう千尋は、不思議な世界に迷い込むが(迷い込む時の車が外車)、絶望の中から勤勉に働くことに気持ちを切り替え、苦境を乗り越え生きる力を身につけていく。「千の教え」今日は、トピックスNo.1000.に ちなんで書いてみた。もうひとつだけ「千の風になって」が教えてくれたこと…ついつい忘れる墓参り。「どうせお墓で眠ってなんかいないのだから、また来年でいっか」と、先送りにしてしまう(アカんやろ)。