998. ♪ある日突然出来るようになる喜び
2015.04.26
「ここスタカートって書いてるで〜スタッカートやのに」教本に書かれた小さな文字を指摘する子供。跳ねて弾く奏法をスタッカートと教えているが「もともと日本語じゃないから(イタリア語)どっちでも良いのです」と 説明すると「チェッ」と舌打ち(苦笑)せっかく発見してくれたようだが、残念ながらミスプリントではない。・・・スタッカートと言えば、今週のレッスンで: 1オクターブ離れた音を交互に跳ねて弾く部分を、何度もミスタッチする男の子。「もっと手を広げてみて」と助言すると、いつの間にか大きな手に成長していて、1オクターブは軽々届く。スタッカートも直ぐ正確に弾けるようになってきて、その感触が自分でも嬉しかった様子…何度も繰り返し練習していた。ピアノを弾いていて、これまでに出来なかった奏法が、ある日突然出来ることもある。勿論それは練習の成果なのだが「絶対に弾けない!」と思っていた曲が可能になった時の喜びがあるから、長く終わりなき階段を「もう1段また1段」と、のぼり続けてしまう。