955. 誰のシンフォニー?
2015.03.07
「♪大だいこ高く打ち鳴らせドンドコドン」の歌詞でも歌った「おもちゃのシンフォニー」は、昔ハイドンの作曲とされていた。ハイドンが、鳴り物のおもちゃを沢山買ってきて、この楽譜と一緒に楽団員に渡した~なんて説明を受けた記憶もある。しかし20世紀後半、レオポルド・モーツァルト(モーツァルトの父)の作品「カッサシオン」が発見され、その一部が おもちゃのシンフォニーと同一であったので、以降 L.モーツァルトの作曲として落ち着いた。ところが近年、エトム・エントラーという作曲家(モーツァルトと同年代)の名前が書かれた同曲の楽譜が見つかり、二転三転している。そもそも当初からハイドンではなく、ハイドンの弟などが書いた可能性が挙げられていて、二転三転どころではないお騒がせシンフォニー。(おそらくL.モーツァルトで間違いないだろうが)。誰が書いたにせよ、いつの時代も子供達が喜ぶ曲には変わりない。…そうそう、はじめにハイドンの弟説が出た理由は「ハイドンがこんな単純な曲を書く訳がない」だったとか。ではモーツァルトの父は単純な曲しか書けなかったって事?まあ、息子の方が上なのは誰もが承知しているが。