936. 偉大な音楽家の性格~カラヤンのエピソード(2)
2015.02.16
(935.に続く)弘法も筆の誤り(以前書かせていただいたが)…曲を間違って指揮棒を振ってしまったのに、苦笑いだけで帳消しにしてしまった事があるカラヤン。これに続き(私を含め)あまり一般に知られていない、帝王の性格やエピソードを尋ねると: カラヤンは、プリマが自分より目立つことを嫌がった。例えばカラス(20世紀最高のソプラノ歌手と言われたマリア・カラス)の「カルメン」ではなく、カラヤンの「カルメン」であることが前提条件。リヒャルト・シュトラウスの「アルプス交響曲」には、ウインドマシンという大きな布の付いた水車のような物を回して音を出す楽器が必要だが、カラヤンはあえてこの楽器を使わずに、シンセサイザーで風の音を出した。その理由は、マシンを使うと観客が カラヤンではなく、汗をかきかきマシンの大きなハンドルを回している奏者に注目するから~であったそうな。すごい( ̄◇ ̄;)帝王とも神様とも呼ばれた大指揮者のナルシストぶりには、あっと驚き。