930. マーラーの手にかかると
2015.02.10
(929.に少し続く)バーナムピアノテクニックの幼児用(ミニブック)で「ドミソ」と「ド♭ミソ」を用い、晴れの日と曇りの日を表現した曲があり、子供達は明るさ暗さの違いを楽しんでいるが、困ったことによく「♭ミ」の音を「暗い音」と認識してしまう。曇りの方は、ハ短調を使っているが、勿論♭ミ自体が暗い訳ではないので、早いうちに変ロ長調や変ホ長調など、♭ミを含む明るい調の音階や曲に馴染んでもらうようにしている。「きらきら星」など子供が好きな曲を、これらの調性で弾いてあげると、分かり易いようだ。・・・先日トピックス926.でメンデルスゾーンの結婚行進曲について書かせて頂いたが、マーラーは交響曲第5番の冒頭で、結婚行進曲/ファンファーレの「ミ」にフラットを付けることで、一瞬にして葬送行進曲に変えた。…晴れ曇りの日どころではなく 人生最高の日を、人生終わりの日に。