870. 4の指の機能
2014.12.01
私は、幼児・児童のピアノ導入で、指番号を後回しにする事が多い。それは「ドレミ」を「1・2・3」と、脳変換して覚えてしまうことが多いので、ある程度読譜ができるようになった頃、教えている。・・・指番号(親指は1番、2・3・4と続き 小指は5番)は、88鍵のピアノを、わずか10本の指で弾く為に必要で大切なもの。初めて教える時、まず手形を取り 番号を書き入れる(子供に書かせると、興味を持ってくれる)。そして「1の指を動かせて~次は右手の2の指と左手の3の指…」といったゲーム遊びをしながら覚えて貰うが、面白いのは4の指が極端に動きにくいこと。「動けへん~3の指が一緒に動く!」などと、たいてい大騒ぎになる。昔「薬指には単独の神経が無く、中指や小指と共有するから動きにくい」なんて??訳の分からない説明を聞いた事があったが、最近テレビで「薬指には(専用の)腱がない」と言っていたらしく「動物の進化の段階で、まだ人間の指は4本(と同様)の機能しかないそうだ(なるほど)。正確には3本+力を入れる時の補助指が2本である」即ち、音楽表現には、人間の能力以上の指の動きを強いられる。これはピアノに限ったことではなく、管楽器や弦楽器にも当てはまると思う。