852. 優雅な音を楽しむ
2014.11.12
昨日のレッスンで:教本を開き「わたしバナーム大好き」と言う女の子。作曲者はバナームではなくバーナムさんですよ(笑)ピアノの真ん中の「ド」から左右反対方向に音階を弾く練習で「うわぁ~すごい!ねぇ先生すごいよ」と驚きの声をあげ、何とも幸せそうな顔で私を見る。どうやら自分で奏でる音色が心に響いた様子。いい感性だ…これからどれほど多くの感動に出あえるだろう。次にやって来た男の子「アンダンテ・グラチオーソ、もう完璧やで」と、モーツァルトを弾き始める。トルコ行進曲付きで知られるソナタ11番/第1楽章主題を初級用に内声などを抜いたものだが、調性は原曲と同じ。腐っても鯛というか、流石にモーツァルトはモーツァルト~どんなに簡単に編曲されていても、グラチオーソ=優雅な響きは変わらない。その子、音色にうっとりしながら何度も何度も満足気に弾いていた。指導者として、こんな天使のような子供の笑顔を見るのは、至福のひと時である。