842. 居心地の悪い曲
2014.11.02
指の体操/バーナムピアノテクニックの初歩教本に「晴れの日とくもりの日」を表したものが数曲あり、くもりには「♭ミ」が出てくる。これを練習中の女の子「くもりの日やのに、晴れとおんなじドで終わるのは変や」と言い出した。そこでハ長調とハ短調の音階を説明するが、どうも納得がいかない様子。そこで、どんな音なら良いのか聞くと、しばらくドの周辺を鳴らし首を傾げていたが「やっぱりドでいいわ」と落ち着いた(投げやり気味だが)。・・・先日、音楽好きの兄が「どうも居心地悪い曲があり、40年前から気になっている」とメールを送ってきた。それはメンデルスゾーン/無言歌集の有名な「春の歌」で、納得いかない部分は15小節目とのこと。4小節単位のフレーズが続くが、4回目が3小節しかなく気色悪いそうだ。なるほど!今まで気にしたことがなかったが、メンデルスゾーンは、ちょっと洒落てみたのか?ひょっして間違ったのか?(ないよね)。私はこの曲、美し過ぎるアルペジオを 退屈して練習した記憶があり「美しさの中にも、ひねりやスパイスが欲しい」なんて偉そうに思った。小品だからしかたがないが、ある意味 気色悪い。