720. 1番素晴らしい効果音
2014.06.18
管弦楽などで、全ての楽器が一瞬の間を取るルフト・パウゼや、1小節まるごと休みだったりするゲネラル・パウゼといった、時に曲の途中で休止を指示する部分があるが、音量が大きく、演奏者が多い程、無音になると「ハッ」とさせられ、息が止まりそうになる。映画スター・トレック/サウンドデザイナーのウィル・ファイルズは「感情は音楽で表現し、ユーモアは効果音を上手く使い、無意識のところへ訴えかける」そして「1番素晴らしい効果音は、無音」と言う。あれ、音が無いのに効果音?一体どんなところに使われるのだろう(無音を、使うというのも変だな)・・スター・トレック・イントゥ・ダークネスでは、2~3か所に用いたそうで、エンタープライズからの脱出シーンでは、脱出寸前は大音量、脱出が始まると無音にしたらしい。なるほど、宇宙に吸い込まれそうな感覚にさせられるは、そんな技法があったのだ~つくづく感心。映画は、音楽を聴くのも楽しみの1つだが、次回SF映画を観る時は、無音を聞いてみよう。