699. コミニュケーションは音楽から
2014.05.27
数年前、幼児教室に、ほとんど言葉を話さない帰国子女がいて、コミニュケーションをとり辛かった(日本生まれ日本育ちでも、会話のできない2~3歳児はいるが)。家では、日本語・英語ミックスの片言で話すそうだ。海外でもプリスクールに通っていたらしく「家の外では英語オンリー」とインプットされていたのだろう。ある日、鼻歌を歌っていたので、何の曲か?耳を澄ますが、分からない。ママに尋ねると「最近E・Tにハマっていて、家でいつも口ずさんでいます」…E・Tだったんだ。そこで、曲をキーボードで弾いてみると、満面の笑みを浮かべ、スキャットで歌ってくれた=嬉しそう(やっと君のことが一つ分かったよ♡音楽に言葉は要らない)。それから安心したのか、言葉がたくさん出るようになった。しかし英語での質問が多く、よく困らされた(英語の先生がいる時に、まとめて質問しよう)。私も、子供から学ぶこと、教えられることが、まだまだ沢山ある。・・・よく物を指差し、What?の疑問詞も無く「This one this one」を連呼していたが、おそらく「何これ、何これ?」だと思う~きっと家で「うるさい!何でもよい」と叱られる言葉であろう。