698. ハマナスの咲く頃
2014.05.26
九州に住む姉は、薔薇を育てるのが趣味。今日も、色とりどりの花の写メを送ってきた。「イングリッシュガーデン育ち」と、添えていたが、どう見ても片田舎の庭だ。姉と大分で出会うと、必ずのように向かうのが、速水郡日出町(ひじまち)の、大神(おおが)ファーム。布引ハーブ園・フルーツフラワーパーク・神戸ワイナリーなど、お洒落な農園を見慣れている神戸人には、まさかの普通さであるが、素朴さを味わうのも良い。ここの温室で、薔薇と並んでいたハマナスを見て驚き~ハマナスって茄子科の植物じゃないの?…すると、イケメン係員が「違いますよ、バラ科です」と教えてくれた。あまりに好青年だったので(本当はどうでも良かったのだが)、何でハマナスっていうの?何で何で~、と質問攻め。「ハマナスは、浜に生息し、実が梨に似ているからです」じゃ何でハマナシじゃないの?「それは、言葉が訛ったのでしょう」なるほど!津軽弁かな?ナシ→ナスと発音しそう。「♪知床の岬にハマナスの咲く頃~」加藤登紀子さんの知床旅情。よく歌ったなぁ~これ、森繁久彌さんの作詞・作曲。白夜が明ける頃と言うのだから、咲くのは今頃だ。まだ大神ファームに、あのお兄さん居るかな?