666. 寺山修司「少女詩集」のピアノ曲
2014.04.16
子供の発表会選曲で重宝させてもらう、藤澤道雄氏作曲「一番短い抒情詩」は、寺山修司氏の「少女詩集」から題名をつけたピアノ曲集(2人は友達だったようだ)。少女詩集は、若い頃読んだが「涙は人間が作ることのできる一番小さい海」というような内容の詩が「一番短い抒情詩」だったと思う(他は忘れた)。難度は高くないが、どの曲を取っても趣きがあり、練習する子供が必ず大好きになってくれる。よく選曲するサティの「輪まわしあそび」は短いので、この本から「さらば友よ、サティを聴いたあとで」という、ジムノペディの伴奏形を使った、大人っぽい曲を合わせたこともある(サティよりサティな感じがウケる)。一方「断片ノート」や終曲「市街図」は、ノリノリ~テンション上がり過ぎるくらい格好いい。子供用なのだけれど詩集にハマるように、大人も全39曲ずっと弾いていたい、素敵な曲集。今年もまた引っ張り出してきた。