625. ストリーボッグとゴバールツ
2014.03.02
ピアノを始めて3年目のご婦人、技術もアップし、ポピュラー・クラシックまた、お孫さんのためにアニソンも交え楽しく練習しておられます。前回はクラシックから「すみれ」を選曲、これは娘さんが子供の頃弾いておられたそうです。すみれをはじめ、千曲以上作品を書いたベルギーの作曲家/ストリーボッグは、ピアニストでありピアノ教師であったことから、子供向きの可愛らしい小品を、沢山のこしました。現在も教則本に必ずのように載っており、今なお発表会でよく演奏されます。私は昔「子どもの謝肉祭」を練習していて、題名にある「謝肉祭の肉は何を意味するんだろう?」と少し不気味さを感じていました。シューマンの作品にもある謝肉祭ですが、英語題は「カーニバル」です。謝肉祭は宗教儀式であり、古くは肉とお別れ・断食前夜のお祭りであったため、和訳をお祭り全般を意味してしまうカーニバルを避けたものと思われます。(題が「子どものカーニバル」だったら、昔の私はもっと楽しく練習したのに~と言い訳。現在「小さな妖精のワルツ」の題でもある)・・ストリーボッグとはクラシック音楽家に珍しい、ペンネームです(と、よく教本に書いている)。本名は逆さ読みの「ゴバールツ(またはホバルツ)」であり、時として「ラドヴィック」「レヴィ」なんてペンネームも使ったようです、面白い先生ですね。Streebbog=Gobberts