624. ビーチャムの音楽的貢献
2014.03.01
オノヨーコさんは半端じゃないお金持ちの家に生まれた、超お嬢さまだったということを、子供の頃聞き、羨ましくて強烈に覚えています。普通のお金持ちは、宝石をじゃらじゃら身に着けるけど、小野家はそのような俗な物に興味を持たないと。・・・ところで、20世紀のイギリス音楽界を最も盛り上げたのはビートルズでしょうが、その少し前、音楽文化の向上に多大な功績をもたらせたのは、サー・トーマス・ビーチャムだといわれます。ビーチャムは、これまた半端じゃないお金持ちの家に育った(ヨーコさんの類でもない)御曹子であり、大の音楽好きでした。そしてオーケストラや合唱団、歌劇組織を創設し、自ら指揮者として活躍します。こう書くと、趣味に巨万の富を費やす、とんだ道楽息子のようですが、楽団員に好かれ、尊敬されていたようです。指揮者としての評価は賛否両論ありますが、流行りの芸術的表現に倣ったり、ウケ狙いをする必要がないことから(お金を稼ぐことが目的ではないので)、自由な音楽表現が出来たことでしょう。ビーチャムが創設したロンドン・フィルハーモニーや、歌劇場は現在も活動しています。