621. ピアノ独奏曲だけど
2014.02.26
ソチ五輪を終え、TVはどの局も帰国の選手にインタビュー:金メダルの羽生結弦くんは、報奨金寄附で被災地に恩返しすると言う(泣ける)。今朝は、スノボで銀メダル獲得の中学生/平野歩夢くんが出演しており、見事に宙を舞う演技とは想像もつかないテンションの低さに、なお一層可愛さが増してしまったおばちゃんです。(次の五輪も応援するよ)一方、別の番組では47歳の有名スポーツ選手を挙げていて、ゴン中山・カズ・番長清原・松岡修造…と、敬称をつけるのも忘れる強烈なキャラ揃いで、テンション高い方ばかり。(よく「学年色」と言いますが、世間の47歳はどうなのでしょう?)・・さてこちらは、超ハイテンションなピアノ曲。昨日も書かせて頂いたモーツァルトのトルコ行進曲は、ピアノ独奏曲にも関わらず、本来鉦(かね)の音が入っていたようです。だれが鉦を鳴らすのか?=それはピアニスト本人。昔ピアノの前身であるフォルテピアノには、備えつけられた足ペダルを踏むと、鉦やシンバル、太鼓にまで連動させる機能のものがありました。トルコ行進曲では後半の華やかな部分で、左手のバス音に合わせ、鉦を踏み鳴らしたようです。まさにお祭り、ドンチャン騒ぎの曲。上品なイメージのピアノソナタですが、第3楽章はもっとテンション上げて弾いても良さそうです。