620. トルコ行進曲の好み
2014.02.25
「発表会でトルコ行進曲を弾きたい」と言う小学生。どっちのトルコ行進曲?ときくと「もちろんこっち♪ズンチャッチャッチャッの方」と歌ってくれ、ベートーベンとわかりました。毎年必ずのようにトルコ行進曲を弾きたい子供があらわれますが、何故だかベートーベン派とモーツァルト派が極端であり、その子も「そっち(モーツァルト)は嫌い」とまで言う次第。また、その割合が50/50のような気がし、子供を2つにグループ分けする時、グーパーじゃんけんより、トルコ行進曲の好みで分けるほうが早いのではないか?とまで思ってしまいます。数百年経った今でも支持されるトルコ行進曲、モーツァルトは「ピアノソナタ11番第3楽章」に、ベートーベンは「作品113」と「変奏曲作品76」で取り入れました。どちらも「ズンチャッ、ズンチャッ、ズンズンズンチャッ」の基本は同じです(ズンドコ節のように書いてしまいましたが)。このリズムは、オスマン帝国の音楽隊が使っていたものであり、ルーツは同じ。帝国軍によるウィーン包囲の名残りで、トルコ趣味の音楽が流行ったから。・・私はどちらも好きですが、ベートーベンの(トルコ行進曲の主題による)変奏曲は、第4変奏が元オウム真理教の「♪しょうこうしょうこうしょこしょこしょうこう」に聴こえ、気になるのが難点。