619. ラフマニノフでフナッキー
2014.02.24
「プラダを着た悪魔」は、一流ファッション雑誌の編集室で働く、地方出身の女性を描いた映画。これに登場の傲慢な女編集長は、幼い娘を溺愛しており「うちの子はピアノの発表会でラフマニノフを弾くのよ」と自慢する。あんな小さな子供がラフマニノフの何を弾くと言うのだろう?と、私は映画を観ながら、その事ばかり気になっていた。登場人物のファッションはみな超一流であり、そんな雰囲気の中でショパンでもドビュッシーでもなく、ラフマニノフなのはファッション界でも「おしゃれな音楽」として認識されているのかな、なんて思って。しかし、ラフマニノフの作品にも色々あり「前奏曲23-5は、フナッキー(舟木一夫さん)」と、昔から言う私の兄。「♪ジャンジャジャジャン」と始まる激しいピアノは確かに「高校三年生」の伴奏と瓜二つ。「♪赤ーい夕日が校舎を染めーてー」と歌いたくなり、おしゃれ感はない。(その後、叙情的で素敵なメロディーも登場、けっして変な曲じゃないが)