607. 無音効果
2014.02.12
子供服・雑貨のチェーン店/西松屋には、幼児教室の用で買い物をすることがありますが、いつ行っても「シーン」としていてガラガラ、しかし閑古鳥が鳴いているわけではありません。TVでも放送されていましたが、その戦略は独特です。店員は少なく接客をしない:服はコーディネートを施した上で陳列し、客が自分達でゆっくり選ぶ。高い位置の手が届かない商品は、取り棒で引き寄せるセルフサービス。カート3台分の広すぎる通路は、子連れ客がゆったり行きかえるように~広いから尚のことガラガラに見える。来客数を1日300人ほどに抑え、客が増え過ぎると、近くに新店舗を作り、ガラガラ店に戻す(この程度の客数で十分に稼げるのは、経費を徹底して削減しているから)。何より「シーン」感を倍増しているのはBGMがないこと:これも戦略の一つで、子供が親からはぐれても見つけやすい、などの理由もあるが、全店舗で年間1億円の経費が削減できるという。テレビCMは、けっこうやかましい。白うさぎ(西松屋のキャラ)が、目玉商品を宣伝したり、ラップでノリノリのバージョンもあった…あれを店で流されたら、確かにしんどいものがあります。