2013.11.27
エコーと言えば、学生の頃ラジオのリクエスト番組で笑福亭鶴瓶さんが「エコーだけが人生!」と、マイクにエコーをかけ、大声はりあげていたのを思い出します。今なおTVで活躍中の鶴瓶さんですが、リクエストしてくれた方へ「あなたには歯茎を差し上げます」とか「お尻を差し上げます」などと下品で意味不明のプレゼント名を言い、笑わせてくれました。ところで、楽曲での「エコー」とは、同じフレーズが繰り返される時、はじめは強く、2回目を弱く演奏すること。わかりやすく言えば、ヤマハ音楽教室のCMで「♪ソーファミソファミレ」(小人が森の中に立っている/より)の2回目が小さく歌われているように、こだまが返るような効果を出すことです(カワイのサイトで例えるのもなんですが…)。ピアノでは初歩教材を終え、ブルグミュラー25の練習曲に進むと、まず第1曲「素直な心」に、mf(やや強く)の次に、p(弱く)の同じフレーズが登場します。山彦が返ってくる感じで、音量に変化を出すよう教えると「大きいヤッホーと、小さいヤッホーやなぁ」と子供ながらに理解してくれ音を楽しむようになります。このブルグミュラーの教本には、細部に音量の指定がありますが、記入のない場合も通常上記のような演奏法をとります。しかしながらモーツァルトなど、エコー効果を好まない作曲家も伝えられていますので、音楽は芸術=個性も大切ですが、指定のない場合、曲を良く研究・理解した上で行います。また、私自身これからも学びながら教えていきたいことの一つです。