2013.10.29
(昨日に続く)ベートーベンの「エリーゼのために」と並んで、日本人に馴染みのある「乙女の祈り」ですが、音楽に興味のないかたは「はて誰の曲だっけ?」と、思われるかも知れません。この作曲者は、バダジェフスカというロマン派の女性で、他に有名な作品はのこしていません。つまり、円広志さんのような一発屋です(失礼)。しかし同じ女性の立場から、19世紀の世に作曲家として少なからず活躍されたことを、評価させていただきたいです。乙女の祈りは、おそらく文明開化とともにやってきて、西洋音楽デビューの日本人にとって、取っつきやすい曲だったのでしょう。ところで、バダジェフスカの出身国ポーランドで「乙女」は全く忘れ去られているそうです。同じくポーランド出身のショパンと何かと比べられたからでしょう(月とスッポンの作曲力は、誰が聴いてもわかります)。・・・日本で有名だけれども芸術的評価の低い、乙女の祈り~この曲には続編があります。ポーランド本国でも戦争などで、殆ど焼失したそうですが「乙女の祈り第2番」「乙女の感謝」など、乙女シリーズをはじめ数十曲作っていたようです。中で「叶えられた乙女の祈り」のみ知っていますが、短調の序奏が「おっ、なかなかイイかも!」と期待しますが、すぐ長調に転調し、乙女の祈り以下の退屈な曲でした(残念)やっぱ、一発屋だった。