2013.10.12
私達がよく知っているぐるぐる巻きの一般的なホルンは、フレンチ・ホルンと言いますが、フランス発祥ではありません(フライドポテトはアメリカでフレンチフライと呼ばれるが、フランスのものではない)。フレンチ・ホルンはドイツ生まれですが「フランス好みのホルン」という意味で呼ばれています(日本人も好きだった「おフランス」の感じかな?)。一方イングリッシュ・ホルンは、イギリス生まれではなく、ホルンでもないです(アメリカンドッグは日本生まれであるし、ホットドッグでもない)。不思議な名前ですが、コールアングレとも呼ばれる、オーボエに近い木管楽器です。そしてバセット・ホルンはクラリネット族。このように姿形違えど「ホルン」の名の付く楽器が多いのは、ホルン(コールはフランス語)がもともと「角笛」から発達した楽器であり、木や金属に素材を変えても、この名が残ったようです。アルペンホルンで知られるように、ヨーロッパでは、角笛が音楽以前に情報を伝える手段として、生活に不可欠な楽器でありました。